14時。和歌山県民文化会館・小ホールのロビイに観客が並びはじめました。
14時30分。いよいよ開幕です。オープニングのダンスが始まりました。
第1場は宮廷の采女たちの噂話。
中大兄皇子に海南座の中西弘和さん。8月に大怪我で入院しましたが、見事に復帰しました。
孝徳天皇に錦戸日出世さん。舞台初出演です。
蘇我石川麻呂に田辺の鍋島好行さん。丹治小澤連国襲役と二役です。
有間皇子(和佐裕一郎)が父の孝徳天皇のお見舞いに難波宮を訪れます。母の小足媛に池田多美さん。
孝徳帝が崩御され、斉明天皇(右・木村規代)が即位しました。額田王(ぬかたのおうきみ・左・菊井佳奈)との場面。
難波宮の采女たちの踊り。皆さん二役、三役で登場します。
間人皇女
(はしひとのひめみこ)に有島華子さん。
有間皇子の想い人・シララ姫に椿 悠さん。歌って踊ります。
有間皇子は中大兄皇子から謀反の疑いがかかるのを避けるために、陽狂(
うはりくるい)のふりをしていますが、シララ姫に見破られてしまいました。
白浜では有間皇子の恋人のマシララ姫が、有間が帰るのをまっていたと伝わっています。
宮殿造営のために地方から駆り出された宮造了(みやつくるよぼろ)達。
間人皇女(皇太后)が万葉の歌を歌います。(八釣山に)
中臣(藤原)鎌足に今井伸樹さん。(左)
蘇我赤兄に西知美さん。長い台詞があり、覚えるのが大変でしたが頑張りました。
坂部連薬(さかいべのむらじくすり)に江川望さん。薬役の人のつごうで1週間前に台本を渡されました。台詞を覚えながら役づくりは大変だったようです。
采女さん達。
黄泉国に旅立った有間皇子。そこで父と母に出会いました。
全員登場の場面
南野上バレエエクササイズ教室のメンバーが、有間皇子の万葉歌「岩代の」を踊りました。
記念撮影しました。出演者の皆さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。ウオークと観劇にご参加頂いた皆さま、2日間有難うございました。
『Musical 有間皇子』をとおして、平和の大切さを、観客の皆さまと一緒に考える場を頂いたことに感謝申し上げます。
これからも和歌山の、そして日本の歴史と万葉の心を次世代へ伝えていきたいと願っています。