東 道のきのくに花街道

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タグ:熊野古道 ( 23 ) タグの人気記事

熊野古道・紀伊路 岩代~三鍋へー2

 草むらの中を数百メートルほど歩くと・・・突然、トンネルの向こうに青い海が見えてきました。
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 千里海岸はウミガメの産卵地です。「♪きみが~よは ちよにやちよに さざれ石の~♪」のさざれ石はこの海岸から産出されたのだと伝わっています。
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 花山法皇がここまで来られた時、ご気分がすぐれず横になって枕にした石と、法皇が自らの寂しい気持ちを詠まれた歌碑です。

 「旅の空 夜半の煙たなびけば あまの藻汐火 たくとかや見む」
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 切目王子神社には海岸の貝を拾って奉納する習慣がありました。私たちも貝と小石を積んで奉納しました。 
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  お隣の馬頭観音堂に続く小道に、花山院がはじまりと伝わる西国33か所めぐりの石仏が並んでいます。
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  観音堂の後方の丘から見る千里海岸。海と空の境界がわからないほど青く澄み渡っていました。
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by kigaaris | 2017-02-16 21:05 | KIGA・熊野古道歩こう会 | Comments(0)

熊野古道・紀伊路 岩代~三鍋へ

 2月に入って凍りつくような寒さが続いていますが、今日は一転して暖かくとても良いお天気です。
 KIGA現地講座では岩代~三鍋まで歩きました。参加者15名。
 今日の徒歩数22,000歩、約14キロでした。
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 朝8時40分集合、まずは岩代王子へ。見覚えのある海岸です。JR岩代駅から数百メートルの所にあります。
 宗忠の「中右記」や、定家の「御幸記」に記載のある岩代王子から続く熊野古道は旧紀勢線(現JRきのくに線)の下にありました。
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 梅林の続く峠を越えて歩きます。青い空に梅の花が天まで届けと伸びています。
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 急な坂道ですが、土の道は歩いていて気持ちのいいものですね。
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 岩代駅から山を越えて歩くこと約2km。突然、動物のはく製に出会いにました。これって幻の日本狼ですか?
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 国道42号線の手前で右折して再び梅林の中を歩きます。だんだん
暑くなってきたので上着を脱いで歩くことにします。
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by kigaaris | 2017-02-16 20:30 | KIGA・熊野古道歩こう会 | Comments(0)

2017・万葉ウオークの下見ー3 有間皇子の墓

 藤白神社の本殿の右隣に権現堂が建っています。
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 藤白王子社は熊野古道の五体王子の一つとして栄え、この権現堂には熊野三山の本地仏三仏と藤代若一王子などが祀られています。これらは平安時代末期の造像で現存する最古のもの。
 熊野本宮の阿弥陀如来坐像、熊野速玉の薬師如来坐像、熊野那智の千手観音坐像と、藤代若一王子の11面観音立像です。11面観音立像が少し見えにくですが。
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 権現堂から右手のほうに「有間皇子神社」があります。境内に建つ万葉歌碑は海南市生まれの雑賀紀光氏の揮毫。

 藤白の み坂を超ゆと 白たへの わが衣手は 濡れにけるかも 

 文武・持統天皇に随行した供の人が詠んだものです。熊野古道を歩くとき、上皇や女院たちは白たへの衣をまとって歩きました。 
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 雑賀紀光氏の歌碑の反対側の打垣内正氏の歌碑は譜面入りです。打垣内正氏は和歌山大学で教鞭をとられ、和歌山市、海南市内で多くの小学校、中学校の校歌を作詞、作曲もしておられます。
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 有間皇子神社から紫川をとおり、藤白峠へ。峠の登り口付近に有間皇子の墓と万葉歌碑が建っています。 
 斉明4年(658)、中大兄皇子の命令により、有間皇子は謀反の罪をきせられこの藤白峠で殺されました。 
 近年、御坊の岩内1号墳が有間皇子の古墳との説が有力ですが、この藤白峠にも墓があります。

 家にあれば けにもる飯を草枕 旅にしあれば 椎の葉にもる

 この歌はあまりにも有名です。
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by kigaaris | 2017-02-02 23:19 | 海南・万葉の会 | Comments(0)