東 道のきのくに花街道

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カテゴリ:海南・万葉の会( 32 )

明日香・板葺宮跡から大津皇子の磐余池へ

 全国万葉協会総会のあとは午後から万葉ハイクです。ここは飛鳥板葺宮跡。皇極、斉明天皇の時代、宮殿が建っていました。
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 乙巳(いつし)の変と(大化の改新とも)呼ばれるクーデターがあり、蘇我入鹿が殺害されて後、皇極の弟の孝徳天皇(有間皇子の父)が即位し、都が難波に移されましたが、中大兄皇子(天武天皇)は家臣や皇族のすべてをつれて、明日香に戻ります。孝徳天皇は失意のあまり、心の病となり亡くなります。有間皇子の悲劇はここから始まったのです。
 板葺宮ではたびたび火災が発生し、宮殿は瓦葺(かわらぶき)宮に移りました。
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 犬養孝氏真筆の万葉の歌が刻まれた歌碑が近くにありました。原文の文字を探すのは結構大変なので現代文字で。「采女の袖吹きかえす明日香風 都を遠みいたづらに吹く」(巻1-51)志貴皇子(しきのみこ)作。志貴皇子は天智天皇の息子で光仁天皇の父。
 この日、私は市川さんと二人で和歌山からマイカーで行ったのですが、車で移動することになり、しかも古道は狭い道が多く途中でコースの道からそれてしまい、全コースを見学できない結果となりました。本当に残念。
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 御厨子(みくり)観音の近く。この辺りは磐余の池があったという。大津皇子の歌碑がひっそりと建つ。
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 「ももつたふ磐余の池になく鴨を 今日のみ見てや雲隠りなむ」(巻き3-416) 大津皇子。意味は「磐余の池に鳴く鴨を見ることも今日限りで、私は雲の彼方に去ってしまうのであろうか。」686年、大津皇子は謀反の疑いをかけられ自害、二上山に葬られる。有間皇子、大津皇子ともに悲劇の親王である。
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by kigaaris | 2014-06-02 21:40 | 海南・万葉の会 | Comments(0)

天の香久山から磐余(いわれ)の道へ

 さる5月18日、奈良県明日香村で全国万葉協会の平成26年度総会があり、和歌山から紀伊万葉ネットワークの事務局長の木村さんと馬場先生、木綿さん、和歌山県観光課の副課長、そして海南万葉の会から東と市川さんが参加しました。
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 今年の「全国万葉フォーラム」が10月に唐津で、11月には和歌山で開催することが決まり、和歌山にも全国から万葉愛好家の方々に来ていただきたいとお願いの言葉を木村さんと副課長が、そして東がミュージカル「聖武天皇と宮子姫」を海南・万葉と劇団KCM共催で公演することを述べさせていただきました。
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  午後から「天の香久山から磐余の道」と題してハイクがあり、万葉記念館から歩きはじめました。犬養万葉記念館前に集合です。
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犬養先生の文字が刻まれた石碑です。「万葉は青春のいのち」と。
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 館内に入るとまず、故犬養 孝氏の大きな写真とプロフィールが書かれた掲示板が目に入ります。日本人の歴史と心の原点である万葉集の研究に生涯をささげた偉人でした。

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by kigaaris | 2014-06-02 00:07 | 海南・万葉の会 | Comments(0)

木登りするのは誰?

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 万葉の丘の草抜きがおわる頃、誰かが木にのぼりはじめました。童心にかえるのは良いのですが・・・。落ちないでね。お互い、若くはないのですから。
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 レモンバームの間にシャガの花が咲いています。いつ植えたのかは記憶にないのですが。

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by kigaaris | 2014-05-11 20:01 | 海南・万葉の会 | Comments(0)

万葉の丘で草抜き

 春は草花がいっせいに芽吹きます。海南市阪井の万葉の丘植物園でも草ぼうぼうです。5月8日、井田さんの呼びかけで男性6人、女性2人が集まり、朝9時半から草抜きを開始しました。
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 午前9時30分。ご覧のとおり、どれが万葉の花なのか判らないほど、雑草に埋もれています。
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10時30分。少し地面が見えてきました。皆さん、熱心に草と格闘しています。
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11時30分。ちょっと一休み。この日手伝って下さったメンバーは熊野古道歩こう会の人たちです。ウオークは5月の連休でお休みだったのですが、植物園の手入れに来てくださいました。
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 午後2時30分。ご覧のとおり綺麗になりました。この日は新しくフジ、ヤマブキ、などを植えました。根付いてくれることを祈ってホースで水やりです。参加者の平均年齢70才。結構重労働でした。皆さん、本当にお疲れさまでした。

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by kigaaris | 2014-05-10 23:11 | 海南・万葉の会 | Comments(2)

2013ウオーク万葉-8 高野西街道へ井澤弥惣兵衛を訪ねて

 井澤弥惣兵衛と大畑才蔵が吉宗の命により築造した亀池には、水位を調整するためのもう一つの池があります。一行は雑木林をぬけて明るい道にでました。ここが新亀池と呼ばれるもう一つの池です。この日のコースはここから住宅地をぬけ、西光寺へ向かいます。
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 浄土真宗の寺、西光寺です。この辺りは古くは浄光寺という大きな寺がありましたが、織田信長に攻められ炎上したそうです。以来、地名が浄光寺原として残っていると、西光寺のご住職が教えてくれました。この寺には故雑賀紀光氏の、天井にはめられた見事な野草の絵があります。
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    一枚一枚が違う野草の絵なのです。何百枚になるのでしょうか?
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これは天井画ではなく入口の壁の上の方の絵です。天女でしょうか?菩薩でしょうか?
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    龍の絵です。雑賀紀光氏の絵にしては珍しい絵ですね。
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 西光寺をあとにして東に向かいます。次の目標は歴史民俗資料館です。途中の川にこんな標識がありました。「権別当橋」(ごんのべっとうはし)だそうです。歴史を感じますね。
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 海南市歴史民俗資料館です。ちょうど「井澤弥惣兵衛展」も開催しています。ここで一行はお弁当をいただきました。
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by kigaaris | 2014-04-16 02:56 | 海南・万葉の会 | Comments(0)

2013 ウオーク万葉-7 高野西街道へ井澤弥惣兵衛をたずねて

 昨年11月24日、「ウオーク万葉&ミュージカル”井澤弥惣兵衛”」を海南・万葉の会主催で開催し、午前中は海南市内の阪井から野上八幡神社まで歩きました。そのあと、海南市民交流センターで移動し、「ミュージカル“井澤弥惣兵衛”」を鑑賞していただきました。その後編をお届けします。
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 われらの「万葉の丘植物園」が4年目となります。志は高いつもりですが、お互い高齢者の集まりなので草抜きに追われて、万葉植物の育成まで手がまわらない状況ですが、この日のウオークの準備の為に草刈をして、万葉の歌を書いた板を立てました。
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 今年は道路を作り、レンガを敷き詰め飛び石と白い小石もあしらって・・・。でも少し小石が足りなかったみたいです。
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 この日、(ウオークの少し前に)万葉の丘の整備を手伝って下さった方々、本当に有難いかぎりです。ボランティアならまだしも、自前でレンガを提供していただいた井田さんには心から感謝しています。
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 11月は花の少ない季節なので、急きょ、お花屋さんで買ってきて花を添えました。

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by kigaaris | 2014-04-16 02:07 | 海南・万葉の会 | Comments(0)

ウオーク万葉2013 日本の植物の宝庫

 弥惣兵衛の記念碑から新亀池へ抜ける雑木林の中は、日本の植物の宝庫のような樹木が生いしげる小道が続いています。そこはまるで異次元のような空間です。この日の参加者たちはしばし、タイムスリップした気持ちで歩きました。
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by kigaaris | 2014-03-04 00:28 | 海南・万葉の会 | Comments(0)

ウオーク万葉2013 亀池の畔に立つ井澤弥惣兵衛の記念碑

 亀池の中ほど北側の土手に、井澤弥惣兵衛の記念碑が建っています。海南市溝の口に生まれた弥惣兵衛為永は子どもの頃から文武両道にたけていたそうです。武術は「黒沢山の天狗に教わった」と自ら語ったとか。将軍吉宗とともに江戸に赴き、関東平野や飯沼、見沼の河川を強化し、農地開拓をなしとげ、江戸幕府の享保の飢饉を救った人物、井澤弥惣兵衛は実は海南市出身であることは地元ではあまり知られていないようです。
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by kigaaris | 2014-03-04 00:18 | 海南・万葉の会 | Comments(0)

ウオーク万葉2013 亀池の景観

人工の池と言っても川の水源から水路、地盤まで計算しつくしてできたものだそうです。
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by kigaaris | 2014-03-04 00:09 | 海南・万葉の会 | Comments(0)

ウオーク万葉2013 晩秋の亀池

 万葉の丘の裏山の小道を抜け右折、しばらく歩くと巽小学校と中学校の校舎が目にはいります。校舎の手前を左に入ると亀池にでます。春は桜の名所として知られる大きな池ですが、ここは実は人工の灌漑用の池なのです。江戸時代、徳川吉宗の命により井澤弥惣兵衛と大畑才蔵らによって築造されました。その後、大きな地震や津波がきても、この池はまだ一度も決壊していません。何よりも景色の美しさに魅かれてしまいます
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by kigaaris | 2014-03-04 00:02 | 海南・万葉の会 | Comments(0)