東 道のきのくに花街道

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カテゴリ:KIGA・熊野古道歩こう会( 132 )

一ノ瀬王子~滝尻王子へ-1/興禅寺

 6月15日(木)9時30分ごろ、上富田町の市ノ瀬橋で車の移動組と待ち合わせ、少し歩いて興禅寺へ向かいました。16名が参加。梅雨とは名ばかりのとても良いお天気でした。
 興禅寺の達磨像も微笑んでくれている気がします。
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  屋根の上にまた屋根が・・うだつです。かつて、米をたく煙がこの小さな屋根から上っている家は「うだつが上がった」のだそうです。 
 手前の木は「タラヨウ」です。古い時代、この木の葉に文字ををかいて送ったことかが葉書の語源です。
 このあと、寺の後方にある借景の庭園を拝見し、お隣の大耕庵のお庭も拝見しシャラの木の花を見せていただいて、富田川(旧岩田川)沿いに鮎川王子に向かってに歩きました。
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  壮大な景観が広がっています。熊野古道は平安時代にはこの岩田川の中を垢離をしながら歩いたのだとか。川そのものが古道でした。
 修明門院の熊野詣での時、大水が出て女官たちが流されて亡くなったとの記載があります。それ以降は「御氷場」をつくり、岩田川に装えて垢離をしたそうです。熊野参詣者にとって、水の中を通る垢離は絶対的に必要だったことがうかがえる話ですね。 
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  一の瀬王子です。藪中王子、清水王子とも呼ばれています。地名は市の瀬ですが。
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 今年は空梅雨のようです。雨が少ないので富田川には水量がありません。山あいの道を歩きます。 
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by kigaaris | 2017-06-18 09:06 | KIGA・熊野古道歩こう会 | Comments(0)

一の瀬王子~滝尻王子へー2・大塔宮伝説の地、鮎川王子

 青い空と緑の山と、川幅の広い岩田川。ほかには何もない。ここでしか見られない景色です。古道は上富田から大塔村へと続いています。
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 庚申さんが祀られていました。地元の人の手で綺麗に整備されています。人の身体にすむサンシという虫が夜中に天帝に、その人の行状を告げにいくので朝まで寝ないでお祀りしたと伝わっています。台座に3匹の猿が描かれていることがあります。
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 随分歩いた気がします。標識に従って橋を渡り、少し歩くと観光案内所の看板がありました。近づいてみると「熊野百間渓谷自然・・・」と書かれています。
 今日はここでお弁当をいただくことにしましょう!暑い中を歩いてきた者にとって冷房完備の室内はまるで天国のようです。
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 まだまだ先は長い。百間渓谷の家に別れを告げて再び歩きはじめました。
 国道322号線沿いに「大塔宮劔神社」の石碑が立っています。傍に「鮎川王子社址」の碑が並んでいます。
 かつて、ここに王子社と大きな敷地がありましたが、岩田川の流れが姿をかえて、いま往時をしのぶことはできません。
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 鮎川の地名は会う川が語源です。岩田川にかかる橋を渡り、田辺市と書かれた大塔村の看板をみながら、もう一度橋を渡ります。
 民家の中をぬけると住吉神社につきました。明治9年(1876)、鮎川王子社を合祀し、明治40年(1907)、劔神社を合祀しました。劔神社のご神体は劔で、後醍醐天皇の皇子の大塔宮護永親王を祀っています。
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 住吉神社の社叢は和歌山県指定の天然記念物です。特に「おがたまの木」は単独で県指定天然記念物となっています。境内の右手の槙と無患子(むくろじ)は幹がくっついていて「夫婦樹」と呼ばれているのだそうです。
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by kigaaris | 2017-06-17 23:00 | KIGA・熊野古道歩こう会 | Comments(0)

熊野古道・市ノ瀬王子から富田川に沿って歩く

熊野古道歩こう会 2017年6月のご案内

 
興禅寺から滝尻へ 富田川にそって歩く

 中世、熊野古道の参詣は岩田川(現富田川)の中を禊をしながら、一之瀬、二の瀬と辿って歩いたと伝わっています。現代は川の周辺に古道が整備されています。ダルマ寺とよばれる興禅寺に、四季折々の花が咲いています。6月は古道沿いに花とお地蔵さまを見ながら歩きましょう。

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            写真は興禅寺の達磨像(平成24年11月撮影)

【日 時】 6月15日(木)8時45分
【集 合】 JR田辺駅(8:50発路線バスに乗ります)
【コース予定】田辺駅で路線バス乗車➡市ノ瀬➡興禅寺(だるま寺)➡一之瀬王子➡鮎川王子➡住吉神社➡ほくそぎ橋➡清姫の墓➡滝尻王子(約11km、平地)
 
【持ち物】  飲料、お弁当、雨具、タオル、着替えのシャツなど。
【参加費】  500円(資料代、郵送料など)
【申込方法】 葉書、Fax、e-mail 等で以下にお申込み下さい。
 ※参加人数により、貸切バスまたは車に乗り合わせる場合があります。お早い目にご予約下さい。
 ※当日、朝6時に警報でた場合は延期とさせていただきます。

【申込先】  640-0302 和歌山市永山83-5 (東)
       ℡・fax 073-478-2711
       e-mail kiga@silk.plala.or.jo  
  KIGA熊野・高野国際語り部の会 
 
 

 新しくKIGAのblog開設しました。合わせてご覧ください。http://wakigaaris.exblog.jp/

 以下は平成24年11月撮影、市ノ瀬~滝尻へ向かう古道の風景です。
 
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by kigaaris | 2017-06-02 23:47 | KIGA・熊野古道歩こう会 | Comments(0)

熊野古道・潮見峠越えー6 秀吉の熊野攻めの戦場あと!

 潮見峠に着きました。素晴らしい景観が広がっています。 
 古道はここから滝尻へ続いているので、参詣者たちが海を見ることができる最後の地点、ということから潮見峠の名がついたそうです。 
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 「史跡潮見峠」の標識は新しい時代のもので、「為兵乱四百年記念」と記されています。 
 天正13年(1585)、豊臣秀吉の熊野攻めにより地元の土豪たちが全滅したと伝わっています。この地方での戦国時代が終わった時でした。
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 360度パノラマの景色が広がっています。
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峠には小さな休憩所とトイレが設置されています。
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  下りは林道を約5km歩きます。コンクリート道ですが、周辺の草木を眺めながら歩けば楽しいものです。途中で珍しい花を見つけました。もしかして「ヒトリシズカ」? これだけ沢山群生しているのは初めて見ました。
 (その後、調べた結果、この花はシライトソウでした。訂正します。)
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by kigaaris | 2017-05-20 22:42 | KIGA・熊野古道歩こう会 | Comments(0)

熊野古道・潮見峠越えー4 水吞茶屋跡から捻木へ

 ひるね茶屋で昼食のあと、集合写真をとりました。これは須川さんの撮影版。
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 こちらは東の撮影版です。他の皆さん、まったく同じポーズですね。
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 お滝さんの案内版がありますが、現在はここに滝は流れていません。かつて滝があったようです。
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 少し歩くとありました。滝です。
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 近づいてみました。裏山がそれほど深くないようなのに何処から流れてきているのでしょうか?
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 上り坂が続いています。皆さん、次第に寡黙になってきました。
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by kigaaris | 2017-05-20 21:50 | KIGA・熊野古道歩こう会 | Comments(0)

熊野古道・潮見峠越えー5 清姫ゆかりの捻木の杉

 捻木峠の捻木の杉です。その昔、真砂の里に住んだ清姫が恋しい安珍を追いかけて、この杉の木に登ったと伝わっています。
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 近くに首のない役行者の石仏が立っています。この潮見峠越えの古道には役行者の像が数か所あります。山岳修験道者たちの修験の場であったと推測できます。
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 捻木峠で眼下の景色を楽しむことができます。大自然の懐にいることを実感するひとときです。
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中の峠の一願地蔵さん。
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 あちこちに小さな滝が流れています。周辺は水資源が豊かな所です。
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 潮見峠の頂上付近には樹木がありません。近年の豪雨災害で流されたようです。峠への道は遠いと感じながら歩きます。
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by kigaaris | 2017-05-20 21:39 | KIGA・熊野古道歩こう会 | Comments(0)

熊野古道・潮見峠越えー3

 「関所跡から水吞茶屋跡まで約1kmの道はかなり急坂です。途中、田辺湾を見下ろす景色にしばし、休憩タイムをとりながら歩くのがお勧めです。
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 着きました。15年ほど前、ここを歩いた時には何もない荒れ地でしたが、今は綺麗な建物が建ってます。熊野古道が世界遺産となったので整備されたそうです。
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 「ひるね茶屋」の看板です。ここでお弁当を頂きました。運よくオーナーさんがおられてコーヒーのオセッタイをいただきました。セルフサービスですが、とても美味しかったです。
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 今日は役行者さんも同行しています。法螺貝の音に熊野古道の雰囲気十分です。
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by kigaaris | 2017-05-20 21:30 | KIGA・熊野古道歩こう会 | Comments(0)

熊野古道・潮見峠越えー2

 長尾坂の標識があります。ここからが熊野古道です。
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 今日のコースは比較的ゆるやか、と思っていたら大きな間違いです。このあときつい坂が待っていました。
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 5月は白い花が多いのでしょうか?洋花ではなく、日本古来の花が自生しているのは嬉しいですね。
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 急坂を上り、一里塚と役行者を見て車道にでました。ここから約1、5km、県道を歩きます。山に囲まれた周辺の景色が素晴らしく、コンクリートの道もさほど負担にならないで歩けます。
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ようやく関所跡に来ました。11時30分。少しお腹がすいてきましたが、水吞茶屋跡まで歩くことにします。
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by kigaaris | 2017-05-20 10:05 | KIGA・熊野古道歩こう会 | Comments(0)

熊野古道・潮見峠越えー1

 5月18日(木)、KIGAの熊野古道歩こう会では田辺の長尾坂登り口から潮見峠を越えました。
 午前8時50分田辺駅に集合。タクシー3台に乗り、出発地点の下三栖バス停へ。この日の参加者は13名でした。今日もとても良いお天気です。青い空の下で元気に歩きはじめました。三栖小学校の前をとおり、前方に槇山(標高795,8m)を見ながら歩きます。バス停から3,4km。かなり歩いた気がします。ようやく珠簾(たますだれ)神社へ着きました。神社の境内に大きな楠があります。

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 田辺の三栖の地名は、古い時代から珠簾のことを御簾(みす)と言ったことが由来だそうです。
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額田王の万葉歌になぜか三栖を詠んだ歌が多いのですが、この地と何か繋がりがあるのでしょうか?気温が上がってきました。上着を脱ぎ、ここでトイレをすませて再び歩きます。
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 空気が澄んでいるからでしょうか、民家の庭の花の色が一段と鮮やかに私たちを迎えてくれています。でもまだ坂道ではありません。長尾坂の標識の近くにユキヤナギが群生しています。このあとも随所にユキヤナギを見ることができました。
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ようやく熊野古道の標識をみて、ひと安心です。ここまで標識がなくガイドとしてはかなり不安でしたが。
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坂道にさしかかりました。道路幅もせまくなり、古道らしい雰囲気です。|
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by kigaaris | 2017-05-20 00:09 | KIGA・熊野古道歩こう会 | Comments(0)

熊野古道歩こう会 潮見峠のご案内

    熊野古道 田辺市の潮見峠を歩く 

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 山々を黄色く染めた椎の葉が緑色に変わりはじめました。
 5月の歩こう会は田辺市下三栖から長尾坂を通り、潮見峠を越える道を歩きます。清姫伝説の残る捻木(ねじき)の杉など、近世の古道です。


日時】 5月18日(木) AM8:50
【集合】 JR田辺駅
      ※JR和歌山駅6:54発紀伊田辺行が便利です。乗車券1660円
【コース予定】
  紀伊田辺駅➡(バスの便が木曜日は運休のためクシーで移動)➡下三栖バス停➡中の宮神社➡三須小学校➡玉簾神社➡長尾坂登り口➡一里塚➡関所跡➡水吞茶屋跡➡捻木の杉➡潮見峠➡覗橋➡鍛冶屋口バス停➡(路線バス)➡田辺駅(徒歩役4,4km標高差600m)

【持ち物】 お弁当、飲料、タオル、雨具、杖、保険証、着替えのシャツなど
【参加費】 500円(資料代、郵送費など)タクシー代(1台3000円ほど、4人で乗った場合、一人750円)バス代など交通費は各自で。

*要予約。前日の夜9時現在で警報が出た場合は中止となります。

【連絡先】 KIGA 熊野・高野国際語り部の会
      ℡・fax 073-478-2711(東 道)
      e-mail kiga@silk.plala.or.jp 




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by kigaaris | 2017-05-16 14:45 | KIGA・熊野古道歩こう会 | Comments(0)