東 道のきのくに花街道

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熊野古道 田辺市の出立王子~八立稲神社へ

江川の児童公園から210号線に出ます。さらに民家が並ぶ道をぬけて、会津橋の手前の道を左折し上野山台地に上ると、途中に出立王子が建っています。時代とともにその社地が変わっているそうです。

 大宝元年(701)10月、持統・文武両帝が紀伊行幸の時、随行の者が詠んだ歌が残っています。境内の説明版が建っていましたが、歌碑はありません。

  わが背子が 使いこむかと 出立の この松原を 今日か過ぎなむ                             
                           (巻9-1674)
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 出立王子の後方の上野山台地は八王子山とも言われ、豊臣秀長の家臣の杉若越後守の居城あとでした。
 出立王子は明治5年村社となり、明治40年(1907)付近の八王子、稲荷神社と合祀されて八立稲神社となりました。
 現在の八田稲神社は上野山台地にある田辺第3小学校の登り口に鎮座しています。祭神は月読命(ツクヨミノミコト)、本地仏は11面観音です。
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 登り口の階段付近にこんなかわいい狛犬があります。「あ」は物事のはじまりで。
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「ん」は物事の終わりを表しているとか。
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 八立稲神社の登り口に飯尾宗祇の記念碑が建っています。田辺で生まれたと伝わる短歌の名匠、宗祇と玉木香風を中心とする宗匠たちが「宗祇庵」を名乗り、記念碑を建てたのだそうです。
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 合津橋をわたり田辺市内の商店街へと歩きます。ここは「さかえ通り」です。
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 「左くまのみち 右きみいでら」の標識は熊野古道のあちらこちらで見かけます。もうすぐ闘鶏神社です。
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by kigaaris | 2017-01-23 20:34 | KIGA・熊野古道歩こう会 | Comments(0)