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九品寺の「にょらいさん」

 1月14日、今日は南野上小学校のわくわくルーム(放課後の学童保育)で子どもも大人も口を揃えて言うには「今日にょらいさんへ行く?」と。何のことやらわからずに「にょらいさんて何?」と聞くと「行ってみたらわかるわ」の返事。なので九品寺へいくことに。冬場の夕方6時すぎといえばもうとっぷりが暮れています。周囲を山に囲まれ漆黒の闇の中に1か所、明かりが集まっている所がありました。 それにしてもこのお面は???
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 ここは浄土宗 如来山蓮台院九品寺(通称にょらいさん)です。正月の行事として寺とともに地域のひとが伝えてきたのが「にょらいさん」だそうです。 
 社歴によればこの寺は 「宝亀元年(770)為光上人の開基と伝えられている。ご本尊一光三尊仏は、長野市善光寺の開基、本田善光の子善祐の守本尊として、善光寺本尊と一体の木で刻まれたという。 善祐が熊野参詣の途中当山に参拝し奉持してきた尊像を奉納安置されたという。従ってはじめは、紀州の善光寺別院として天台宗に属していた。 本坊のほかに光明院、高月院、王蔵院、清潮殿、』中ノ坊、西ノ坊、東門、西門、北門等、7堂伽藍が立ち並び、立派なお寺であった。元文2年(1731)火災にあい殆どを焼失し、現在の寺堂だけが取り出された。 安永4年(1775)善栄和尚の勧進により現在の本堂が建立された。 本尊は家財の際行方不明であったが、翌年正月、貴志川の淵が大光明が放つのを里人が認め、探したところ川底から本尊が発見された。里人たちは大喜びで正月14日に寺でお迎えしたという。その川底は今は「和尚淵」と名づけられている。今も正月14日には、にぎやかな会式が催されている。 ご本尊に面をお供えして祈願すると、頭部、顔面の病に効き目があるといわれ、近頃は頭痛がよくなるとか、綺麗な顔の子が生まれるとか言われ、面をもってお参りする人が多い。またお供えした面を埋めた「面塚」が境内にある。」と記載されていました。 本殿の正面に「如来さん」が立っています。
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  真っ暗な畑の中に突然、夜店が十数件たちならぶ光景はかなり異様です。 でも子ども達はこの屋台が目当てのようです。昔はもっとたくさんの屋台がたっていたと聞きました。
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 そうです。お面は近隣の人たちが供えたものでした。お面を供えれば美人になれる?頭痛が治る?私も来年はお面をお供えしようかな。もう遅いかな。
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by kigaaris | 2015-01-19 21:25 | きのくに歴史散歩 | Comments(0)